魂の資産運用 - 月100万円の不労所得で早期リタイヤしてみた!

収益資産への投資で早期リタイヤ中。太陽光発電・合法民泊・不動産賃貸・資産運用(投信積立・ソーシャルレンディング・仮想通貨・FX)への分散投資。好きな言葉は「お金に働いてもらう!」。

カテゴリ:投資信託 > 毎月積立

金融庁が10月2日に、「つみたてNISA」対象商品を公表しました(インデックス型が90本、アクティブ型が13本の計103ファンド)。長期の積立運用に適した投資信託と、金融庁がお墨付きを与えたファンドです(もちろん金融庁はそういう表現は使いませんが)。各社、想定以上に信託報酬は低く設定して、がんばったようです。運用会社からは、これじゃ、運用コストに見合わないという声も出ていると聞いていますが、投資家にとってはいい話ですね。

自分の備忘録も兼ねて、商品一覧のリンクを貼ってきます。

金融庁 NISA特設ウェブサイト
つみたてNISA対象商品届出一覧

ざっと、眺めての印象ですが、運用会社はやはり国内系が中心ですね。外資系は、ほんと数えるほど。

ボクは、既にNISA枠を利用しての積立をしており、「つみたてNISA」はどうしようかと考えています。一般のNISAと「つみたてNISA」は同時にやれない!ことになっているので使い勝手が悪いのです。この二つのNISAに加えて、最近は「ジュニアNISA」もあって、NISAが乱立。普通の人は何が何だかわからなくなっちゃった状態でしょうね。最初から、もう少しちゃんとした制度設計を金融庁にやってほしかったという気持ちです。まあ、「貯蓄から資産形成へ」を後押しするために作ったNISAだったのですが、利用しているのはお年寄りばかりという状況で、これじゃまずいと第二の矢を放ってきたのが、こちらの「つみたてNISA」になります。

つみたてNISAの開始は、来年1月から。もし、若い世代で、まだ何もやっていないのなら、間違いなくやったほうがいい制度です。ブログでもまた関連記事をアップしていきますね。
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苦節9年、ブラジル株式ファンド(投信)がやっと益に転じました。2008年の設定来騰落率がマイナス59.36%という悲惨なファンドでしたが、積立てのチカラはすごいですよ、ついに浮上しました。ボクは2009年に、ブラジルでの二つのビッグイベント開催予定(2014年のワールドカップと2016年のオリンピック)を見越して毎月の積立てを開始したのですが、株価はそれらにはまったく動意せず、一時は含み損が70~80万ほどあった状態でした。今日現在の残高・損益を記念に張り付けておきます。
ブラジル株投信
投資を始めたころは、BRICSという言葉がはやっていて、ブラジル・ロシア・中国・インドの新興四か国は、今後、経済発展が間違いなしと喧伝されていたものでした。ボクも、これらの国の株式ファンドに次々と投資を開始して、ロシア・中国あたりでは結構うまく運用結果をだせたのですが、このブラジル株だけは撃沈、長い長い冬の時代に入ったのでした。

さあ、これからが難しいところ。どこで売っていくか。気持ち的にはすぐに売りたいのですが、もう少し我慢して数回に分けて売っていくつもりです。益といっても、ごくわずかですから。ただ、ファンドの基準価額は過去1年で30%も上昇しているので、そろそろ息切れが心配です。ブラジル株はかなりボラタイルなので、あまり欲張らないようにします。それから、ファンドの資産残高も現在28億円しかありません。サイズの小さなファンドは、早期償還がかかることがあります。積立投資にとっての最大の敵、償還がかからないうちにExitしたほうがよさそうです。

関連記事:


最近は新聞などでも、だいぶ積立NISAの記事が増えてきましたね。積立NISAは、来年1月から始まる税制上の優遇措置のことです。今日は、金融庁の森長官が講演(注1)のなかで、個人が投資で成功するための秘訣として述べられていたことを紹介してみようと思います。以下、その要旨です。
資産運用の世界を代表する思想家であるバートン・マルキールとチャールズ・エリスはその共著(注2)の中で、個人が投資で成功するための秘訣として

・ゆっくりと、しかし、確実にお金を貯める秘訣は再投資(複利)にあることを認識すること

・市場の値上がり、値下がりを気にかけず、一定額をこつこつと投資すること

・資産タイプの分散をできるだけ図ること

・市場全体に投資するコストの低い「インデックスファンド」を選ぶこと

を勧めています。

来年1月から開始される積立NISAは、こうしたマルキールとエリスの考えにも沿った、個人の資産形成を支援するための優遇措置です。

出典:証券アナリストジャーナル 2017.9
と、運用業界重鎮の著書を引き合いにだされ、積立NISAの理論的背景について述べられました。まさに、この積立投資は資産運用の王道で、だれもができる確実性の高い投資方法なのですが、実際にやれる人(やっている人)は非常に少ないという実態とのギャップがありました。ここを今回、国を挙げて援助しましょうというのが、積立NISAですから、利用しない手はないです。現行NISAと同時にはできないというしばりがあって、ここがちょっと面倒ですが、そうでない人は是非始めるべきです。来月には、金融庁が絞り込んだ対象商品の発表もありますから、当ブログでは引き続きウォッチしてまいります!

注1: 4月7日開催のSAAJによる国際セミナー「資産運用ビジネスの新しい動きとそれに向けた戦略」、森信親金融庁長官による基調講演「日本の資産運用業界への期待」

注2: 投資の大原則 - 人生を豊かにするためのヒント 鹿毛雄二・鹿毛房子訳、2010 日本経済新聞出版社

先日アップした日経平均の積み立て投資の話(1989年のバブル時から毎月1万円積み立てたら、日経平均が半値の現在、投資額はいくらになったのか)の続きです。昨日の日経夕刊で、日興アセットマネジメントの投信営業企画部長がほぼ同じデータを使って、まさにそこがツボ!という点をうまく説明されていましたので引用します。
定時定額で投資すると、値段が高いときには少ししか買えず、値段が安いときにはたくさん買えるので、高値で始めてもプラスのリターンが得られる場合があるのです。

こう言うと、00年から12年くらいまでは評価損の状態だったではないかという指摘がありそうですが、ここがポイントなのです。この期間に我慢して(あるいは無視して)たくさん買っておけたから積み立て投資はより効果を発揮したのです。上がるのはたくさん買った後でいいのです。さがってもうれしい仕組みが積み立て投資これは定期預金の積み立てでは得られない効用です。

日経 9052017
出典: 日経夕刊 9/5/2017

こんな最悪の時期の積み立てでも最終的には十分な益が出るということをかみしめてください(投資元本325万に対し評価額442万、儲けは117万)。しかし、この果実をもらうためには、26年間も投資して、そのうち12年という損の時代を我慢する必要があります。この時間が耐えられるか。耐えられた人には、我慢料としてご褒美が待っているというわけです。

損が出ているときには、積み立て投資の以下の三つの特徴を理解し、衝動的に解約したり、積み立てを停止したりしないよう、自分の気持ちを押さえつけてください。

・積立て投資とは、たくさんの株数(口数)を安く仕込む投資である(だから相場が下がるのは大歓迎)。

・相場が下がれば下がるほど、そしてその期間が長ければ長いほど、次の上昇局面では加速度的に益が出る(冬が厳しく長いほど、春の桜は満開)。

・継続こそが大事、今年がダメなら来年を待つ、来年がダメなら再来年を待つ(鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス)。

以上です。皆さん、健康に気を付けて投資を続けてください!

関連記事:

週末の日経9/2より。
バブル期の1990年から日経平均株価連動投信に月1万円投資した。先月までの投資額は332万円。今の評価額は?

① 総投資額を上回る
② 総投資額と同じ
③ 総投資額を下回る

答えは①。日経平均株価が最高値を付けたバブル期に比べ、現在の株価はほぼ半分。それでも当時から毎月1万円ずつ積み立てていたら、資産額(評価額)は総投資額を上回る。投資額が一定だと、株価が高いときは購入量が抑えられ、安い時にはたくさん買える。結果的に運用成果があがりやすい。
評価額は、下図から読み取ると、およそ450万円。もし月4万円積立てていたら1800万円になっているわけです。制度年金にプラスすれば、老後資金としては十分な金額になってきます。あらためて、積立てのチカラがわかります。積立ての時期としては、それこそ最悪だったわけですが、投資期間が約28年ともなると、さすがに購入の時間分散とドルコスト法が効いてきます。ポイントは2012年からのアベノミクスによる日経平均の上昇です。ここから評価額が一気に上がってきていることがわかりますね。ドルコスト法による積立ては、相場が下がれば、それだけ安く数量を仕込めますので、次の上昇局面で一気に挽回できることになります。ここが投資心理上、一番いいところで、損が出ても狼狽せず、むしろ、絶好の買い場と淡々と積立てを続けていくことができるのです。

日経 9022017
出典:日経 9/2

この積立てデータからの教訓です。

・積立てはいつから始めてもいい。
・相場が下がっても(損が出ても)、じっと我慢して継続する。
・積立ては10年単位でやることを覚悟する。
・毎月の積立て金額は、決めたら動かさない。


しつこく、しつこく、やれば、いずれ益が出る時期がきます。特別はテクニックはいりません。積立ては誰もが勝てるといってもいい唯一の資産運用法と信じています。

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