朝起きてメールをチェックしたら、ラッキーバンクから自動メールが連続9通もきていました。タイトルを見ると、すべて貸付返済遅延! しかし、なんで同時に、それもこんなに発生するんだと、気分は一気にブルーに。

ボクは1ファンド10万でやっているので、当該9ファンド(7案件)には総額90万の投資。確証はないが、いずれも、田中社長の親族が経営するX社への貸付スキームのファンドだったようです。先日の行政処分の指摘によれば、このX社は借入金の返済が困難な状態でした。なるほど、そうでなければ、こんなに複数ファンドが同時に遅延するはずがないよね。

ファンドの状況は、それぞれ多少は違うようですが、一言で言うと、売却が計画通り進んでいない、というものです。メールの文中、利息のみの遅延と胸を張っているが、元本返済はもともと償還のとき。ボクの投資だけで7案件も引っかかかったということは、全体でどれだけの遅延になっているのでしょうか。あと、不思議なのは、金融庁の検査はたしか1年くらい前に既に入っているんですよね。そして、今年の行政処分が発表されるまでの間、ガンガン新規案件を募集し続けて、そこにはこのX社スキームも、まだ相当含まれていたわけです。いつX社のキャッシュフロー問題を指摘されたのかわかりませんが、まさか発覚するまでにお金を集めてしまえと考えたわけではないですよね。まあ、ラッキーバンクの場合、担保はすべて取っているはずなので、会社が存続し真面目に回収していけば、かなりの額は戻ってくるとは思っていますが、100%でないことは本日覚悟しました。

ラッキーバンクの案件は、LTVはやや高めながらも、場所は東京のど真ん中だったので、正直、大丈夫なんだろうと思っていました。たしかに、そこはそれで間違いないんだろうけど、グループ会社への集中ファイナンスリスクのところは、あまり意識できなかったという点に、自己嫌悪を感じます。本当、馬鹿です。まあ、これでデフォルトが決まったわけではないので、あとは時間がかかってもいいから、満額に近いところまで回収してほしいと祈っています。

ソーシャルレンディングは、一般投資家が利用できる唯一のミドルリスク・ミドルリターン商品という思いは今も変わりませんが、付き合う業者がいったんこけると、とたんにハイリスクになってしまう脆弱性を孕んでいることがよくわかりました。自分のブログでも書いてきましたが、まずは業者選びが最重要。ここを間違うと、ハイリスク・ミドルリターンの商品になってしまい、なんだかよくわからない投資になっちゃいます。

最後、ラッキーバンクからきたメールを参考に添付しておきますね。

第350号ローンファンドにかかる貸付の返済遅延のお知らせ

さて、ラッキーバンク・インベストメント株式会社(以下「弊社」)は、掲題のファンドについて、当初、ファンドからの貸付の返済期限を平成3051日までとしておりました。しかし、以下の理由により、当該貸付(利息のみ)の返済遅延が発生しておりますのでお知らせいたします。お客様にはご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。

【ファンド名】
10/4募集】第350号ローンファンド Lucky Bank 120億円突破記念
【対象となるプロジェクト】

東京都港区不動産担保ローン

※ 東京都中央区不動産担保ローンは、当初の予定どおり利息が支払われております。

【現在の状況】

該当の担保物件は、借入人が保有する区分事務所の収益物件となります。港区表参道エリアという立地という特性から美容系の店舗が入居・運営されております。今後の計画としては、内装工事の完了を条件に、新たに入居する運営会社と借入人の間で賃貸借契約を締結しております。本プロジェクトは内装工事完了後に新たな賃料形態となり、収益ベースの向上を図った後、売却を行う予定でしたが、現状、具体的な売却交渉等には至っておりません。

【今後の方針】

本借入人は、本来の返済期限である平成3051日付の利息の支払いを遅滞したため、期限の利益を喪失しました。

弊社といたしましては、今後、本借入人に対し、事業の現況等につき情報開示を求め、また、必要に応じ協議等を行った上で本借入人に対する回収方針を決定し、担保物件の任意売却、抵当権の実行としての競売の実施、貸金返還請求訴訟等の手段により、弊社債権の回収の極大化を図って参ります。

なお、サービサーへの債権売却も、最終的な選択肢にはありますが、現時点では、弊社といたしましては、任意売却または担保権の実行による競売によって債権の回収の極大化を図っていく予定です。