コインチェック事件後、ボクの使っているbitFlyerZaifから、「セキュリティ体制の徹底」メールがきました。投資家がこれだけ不安になっていますので、まあ当然の対応ではあります。簡単に内容を紹介してみますね。

bitFlyer

セキュリティ・ファースト主義(発表は1/30)

コールドウォレットやマルチシグの徹底という技術的な保全対策からはじまり、世界標準の内部統制、資本力、各種保険、社内組織、研修体制、株主構成、そしてオフィスは六本木ミッドタウン(笑)と、必要事項は漏らさず、隙がない優等生的答案です。うちは、ぽっとこの業界に入ってきた他社さんと違って、業界のリーディングカンパニーでマネジメントは金融出身ですから、というかんじですか。イヤミに聞こえたかもしれませんが、ボクはどちらかと言えば好きです。やっぱり一定の安心感はあります。

Zaif

セキュリティ対策室の設置(発表は2/1)

朝山社長が自ら室長として、陣頭指揮を執るセキュリティ対策室を設置したそうです。こちらも、まずは技術的な保全体制の話からはじまり、特徴としては、セキュリティの監査体制の強化をうたっています。外部の人間に、内部のセキュリティ体制をみてもらうそうです。もちろん、実際にどこまでやるのかわかりませんし、そもそも仮想通貨のセキュリティについて監査ができる人材が現状いるのかとも思いますが、こういう監視体制はやはり枠組みとしては大切ですね。

まとめると、両社とも、顧客資産の保全と顧客保護第一主義を表明し、投資家の不安を軽減したいと一生懸命です。まずは、このようなアナウンスがスピーディに出たことを素直に評価したいと思っています。そして、各社とも、それらセキュリティ対策をしっかりと実施して、状況を随時アップデートしてもらいたいものです。CC事件はたしかに悲報でしたが、これを機に、投資家が安心して取引できる仕組み作りへのきっかけになれば、それはそれで意味があったと言えるでしょう。どんな業界だって、不祥事や事件は起こりますし、そういうものによって、内部統制は改善され強化されていくという歴史ですから。

参考:ボクの使っている仮想通貨取引所。国内の3つに分散しています。数字は1月末の残高。

bitFlyer 169万(通貨は、BTC・ETH・BCH)
Zaif 148万(BTC・ETH・NEMの自動積立が中心)
CoinCheck 139万(現在、口座凍結中)