年初早々大変な事件が起こってしまいましたね。コインチェックでの約600億円相当のNEMの不正流出。まずは、備忘録として自分のポジションを書いておきます。

・CC口座残高は合計で約140万円(1/26 事件発覚時の時価)。
・問題のNEMは550XEMを保有(約5万円)。
・現金部分は約20万。
・ハードウォッレットは使っていなかった(全額CC口座にそのまま預け中)。
・CC以外の取引所はbifFlyerとZaif、仮想通貨資産は国内三取引所に分散。

一番後悔しているのは、ハードウォレットを使っていなかったことですね。Trezorは去年の6月に買っていたのですが、面倒で使っていなかった。アドレス間違えてセルフGOXするリスクがあるし、全部の通貨に対応していないからと自己弁護しながらダラダラ先延ばし。最近もある投資家と、セキュリティ対策どうしてます?と話をしたばかり。お互い、ハードウォレットは面倒ですよね、もう少し残高が増えたらやりますか、なんていう会話で安心していたところ。取引所リスクやハッキングリスクについても、過去のブログ(6/22)で偉そうに書いていますね。


仮想通貨の口座は、ウォッレットと呼ばれる財布で管理します。ウォッレットは2種類あって、ネットワークに接続されているのがホットウォッレットで、ネットワークから隔離されているのがコールドウォッレット。ホットウォッレットは、オンラインだからどこまでいってもハッカーにやられるリスクがあります。だから、最終的にはなるべくオフラインにして、データを保管するしかありません(イメージはUSBや外付けのHDD)。こちらのオフラインのほうが、コールドウォッレットです。取引所自体も、自分たちのコールドウォッレットでの保管率の高さを競っているようで、ビットフライヤーが80%以上、コインチェックでは97%をコールドウォッレットに保管しているそうです。

しかし、口座残高が大きくなってきたら、個人もこのコールドウォッレットを持つのが最終の自己防衛策です(ということで、ボクも最近、Trezorという製品を購入しました)。ここに、自分の仮想通貨データを入れて自分で管理します。仮想通貨といっても、結局は、こういうハード的な機器で管理しなければならないのはおもしろいところですね。

あらためて読んでみて、びっくりしたのはこの段階で、CCは100%近くのコールドウォレット保管をうたっていたんですね(現在も、この記載が残っているのか調べていませんが)。昨晩の会見では、NEMは実際はホットウォレットだったと言っていましたが、まあ、このへんの内部統制なんか、外からは実態わかりませんからね。

さあ、これからどうなるのか。ボクとして、損害がNEMホルダーに限定されるのか、その他通貨ホルダーにも及ぶのかが気になるところですが、いずれにしても100%は戻ってこないと覚悟しています。ただ、今回ハッキングされたNEMはCCの預かり資産全体の10%以下でしょう(CCは全13種類のコインを扱っていて、BTCやEHTのほうがNEMより残高は大きいはず)。CCの財務状況はわかりませんが、参加者全員で損失を被ることになっても、ボクの場合、8割ぐらいはもどってくるのではと楽観しています。そういう意味では、しばらく引き出しもできず、時間の拘束が一番痛いです。でも、どうせ短期売買するつもりはなかったので、はからずも、強制長期保有となり、その間に時価が上昇して、これはこれでいい結果になればなあと考えています。有名なGOX事件の場合、裁判をしている間に会社が持っていたビットコインが数百倍に高騰、結局、当時の投資家残高は全額戻ってきたとか、笑い話のようなことを聞いたことがあります。

今年の仮想通貨は、ボクはZaifの自動積立をメインでやっていきます。おそらく今回の事件で仮想通貨マーケットも一時の熱狂は去り、少しは静かになることでしょう。積立にとっては、しっかり着々と仕込める時期がきたということです。また、そのほうが業界発展としても絶対いいはずです。今までスピード出し過ぎでしたからね。その間に、仮想通貨・ブロックチェーン関連の技術の進化と実用面での開発が進んでくれればと思っています。そして、そういったものが仮想通貨の価値に反映するようになればいいですね。