ボクの使っているソーシャルレンディング業者のなかで、預託金口座を持っていないところが、SBIソーシャルレンディングとトラストレンディングです。ソーシャルレンディングを始めるときには、この預託金口座のあるなしは、あまり気にしていなかったのですが、いざ始めてみると、預託金口座がないとちょっと不便だなあと実感しています。もちろん、案件の内容や利回りとかにはまったく関係ないところですが。しかし、あとで触れますが、預託金口座がないというのが、現状では本来の姿と考えられるのかもしれません。

預託金口座というのは、投資家の資金をそこにいったんプールしておける業者内に用意された口座のことです。ボクの場合は、業者ごとに投資予算枠を決めて、いっぺんにお金を預託金口座に入れてしまっています。例えば、この業者には今年40万というように。そして、出てくる案件をみながら、良さそうなものに10万単位ぐらいで順に投資していきます。預託金口座がある業者では、元本の分割返済や分配金が期中にあっても、それらを預託金口座に置いておいてくれます。なので、預託金口座にある程度貯まれば、そこから別案件に簡単に再投資ができます。そして、業者から資金を引き出さなければ、最初に入れた40万がいくらまで運用できているかもマイページの残高合計をみればすぐにわかります。

ところが預託金口座がないと、元本返済や分配金のたびに、お金が自分の銀行口座のほうに戻ってきてしまいます。これが管理上、ちょっと面倒なんですね。例えば、今月、SBIからはおよそ10万、トラストレンディングからは5000円の入金がボクの銀行口座にありました。業者からの振込手数料は、業者のほうで持ってくれるのですが、それを次の別案件に再投資しようとすると、今度はこちらからの送金ですから、手数料は自分持ちです。そして、やっぱり不便なのは、通算の運用結果がわかりずらくなってしまうということですね。

ただ、この預託金ですが、制度上は微妙なところのようです。先月、SBIソーシャルレンディングが、分配用口座(ここは預託金口座と呼んでなかった)を廃止しましたが、その説明を読むと、その論点がよくわかります。参考に抜粋を貼り付けておきますね。万が一会社が破綻した場合の扱いや金商法二種業で金銭の預託ができるのかという議論があるようです(マーカー部分)。
弊社はこれまで、振替出資等によるお客様の便宜を図る観点から、分配用口座を設けておりました。しかし、弊社がソーシャルレンディングサービスを提供するために活用している匿名組合の仕組みでは、適切な分別管理が行われていても、分配用口座内のお客様の資金は法的には営業者に帰属します。したがって、貸付先から返済や利払いを受けた資金は、お客様の出資元本や運用益であるにも関わらず、分配用口座にいったん入金されることにより、その資金の安全性は営業者の財務基盤や事業運営に左右されてしまう可能性があるほか、第二種金融商品取引業者が行うことができない金銭等の預託に該当する可能性も懸念されているところです
このため弊社は、ソーシャルレンディングサービスのより高い透明性と安全性を追求し、お客様に安心してお取引いただくため、分配金を分配用口座に入金せず、お客様にご登録いただいた銀行口座に直接お振込みすることが最善の方法であると判断いたしました。
ということで、われわれ投資家からすれば、預託金口座を持っている業者には、今後も是非キープしてもらいたいところなんですが、SBIに続く業者が出てくる可能性もあり、要ウォッチというところでしょうか。ソーシャルレンディング業界も、まだまだ成長前期といったステージですので、これから、こういうプラットフォームの整備が進んでいくことと思われます。

参考:ボクの12月末のソーシャルレンディング残高です。現在、約1500万。しばらくはこれぐらいでやっていきます。

maneo(マネオ) 421万
クラウドクレジット  50万
OwnersBook  80万
SBIソーシャルレンディング 100万
ガイアファンディング 60万
LCレンディング 181万
トラストレンディング 40万
ラッキーバンク 181万
クラウドバンク  90万
グリーンインフラ 70万
キャッシュフローファイナンス 20万
クラウドリース 100万
LENDEX  20万
その他 40万
合計 1,453万