最近のアエラの記事から、ソーシャルレンディングについてです。

個人で中小企業に「貸し付け型ファンド」で年100万円リターンも

株やFXよりも低リスクな金融商品として、昨年は資金流入額が1.7倍に増加。今年は1千億円に迫る勢いです。ソーシャルレンディング全体の利回りは年々上昇傾向にある。2015年度の平均利回りは6.9%でしたが、16年度は8.2%に上昇している。背景にあるのは、参入業者の増加。顧客獲得のために、高めの利回りを設定するファンドが増えているのだ。

利回りの上昇は、投資家にとってはもちろんいいことですが、その分、高い金利でも借りようとする、リスクの高い借り手セグメントまで融資先を拡げているということです。なんでもそうですが、バブル的に盛り上がるのは好ましくないです。デフォルトの案件とか出てこなければいいのですが。

それから、いずれ問題になってきそうなのが、貸金法の縛りで、現在、融資先が匿名になっている点です。金商法の投資家保護の観点から、融資先情報は開示したほうがいいという議論もありますが、現状の枠組みでは、投資家が実質的に貸金業をやっているとみなされ、投資家が貸金業の登録をしないといけないとか。登録はさておいて、投資家が最終借り手の情報を知らないというのも、やはりどうなのかと思うのですが、それが匿名組合スキームということなんでしょうね。将来、デフォルト案件が発生したときに、リスク管理の話で必ず出てくる論点だと思います。

それから、クラウドクレジット が記事のなかで詳しく紹介されていましたので、参考にコピーしておきますね。
このほかにもクラウドクレジットという事業者は想定利回り10.8%で「ペルー小口債務者支援プロジェクト」なるファンドを運用中。ペルーの個人向け債権を安く買い取るための資金を貸し付け、現地のサービサー(債権回収会社)の回収額からリターンを生み出すファンドだ。一見、ハイリスクな商品に見えるが、「これまで数千本のファンドをウォッチしているが、デフォルトしたファンドはゼロ」(同)。
クラウドクレジット は、伊藤忠がバックについているので安心感があります。それから、海外案件が中心で、他ではない絶対にないようなユニークなものが多いです。ボクも、案件の分散化とポートフォリオの利回り向上のため、すこしづつ投資を拡げているところです。

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さすがは商社系のSLという案件多し