先月からソーシャルレンディング投資を始めました。

数か月前から、事業者の説明会に足を運んだり、いろいろ調べてきたのですが、ようやく自分の気持ちも固まり、走り出しました。まだ、300万ぐらいの投資ですが、1年後ぐらいには1000万まで投下する計画でいます。今日は、これからソーシャルレンディングを始めてみたいという人向けに、自分の学習と体験をもとに、リスクを減らした投資方法について紹介してみたいと思います。

まず、ソーシャルレンディングとは何でしょうか?お金が必要な人と投資したい人を「銀行を通さずに」マッチングするサービスのこと、要は、われわれ投資家が銀行に代わってお金を貸すということです。でも、直接貸すのではなく、匿名組合というものを通した貸付になります。投資口は小口からOKで、1万単位から投資できるところもあります。リターン(利息)は案件によって違いますが、とりあえず5%ぐらいと考えておけばいいでしょう。銀行の金利に比べたら、相当高いですね。参考に、マネオのHPからコピーした仕組みの図解です。
maneo
利息を5%とすると、100万の投資で、年間5万の金利収入があります。月にして約4200円です。それでは、250万の投資ではどうでしょう。利息は年間12.5万ですから、月にして約1万円の収入になります。これぐらいのイメージです。まず、これをどう思うかですが、金利収入ですから、何もしないで毎日チャリンチャリンと稼いでくれます

リターンはそこそこある投資ですが、当然リスクもそれに応じてあります。まず、第一に、借り手の貸し倒れ(デフォルト)リスクです。借り手が事業に失敗してしまうと、お金が返ってきません。それでは困るので万が一のために、担保を取って貸していることが多いのですが、それでも、担保不足でお金が全額戻ってこない、または遅延するということもありえるわけです。

そして、第二に、案件をアレンジしている事業者のリスクになります。つまり、事業者が倒産してしまうということです。この場合も、全額戻ってこないということを覚悟すべきです。

こういうリスクを知ると、やめたほうがいいのではと考える方もいると思いますが、ボクが投資しているような大手の事業者では、現在のところでは、貸し倒れは起きていないというのが現状です。まだ歴史が浅い業界ですが、信頼あるソーシャルレンディング事業者を選べば貸し倒れの可能性は、今のところは極めて低いと思っています(あっても、案件数ベースで数%でしょうか)。

このソーシャルレンディング投資の特徴は、貸金法の制限で、投資家が借り手の詳細情報(例えば、会社名)を知ることができません。投資家が知りえるのは、業種、地域、融資スキーム等といった概要だけなんです。つまり、投資家にとって、借り手リスクを調べようと思っても自分では限界があるということです。それでは、どうしたらいいのでしょうか。答えは、信頼ある事業者を選ぶということにつきます。つまり、そういう信頼ある事業者だから、借り手や案件のリスクも、より安全に管理されているだろうと依拠するのです。もちろん、絶対ではありません。なので、それで本当に大丈夫なの?と思う方は無理にやる必要もなく、やめておいたほうがいいと思います。

ボクは、信頼あると考えられる業者とのみやっていますので、個別案件のレビューはものの数分で終わります。たったこれだけの労力とリスク管理で、毎月数万入ってくるのであれば、ボクとしては魅力ある投資と考えています。

以上から、投資家がリスクを最小にするためには、とにかく「分散」投資を心掛けることしかありません。具体的には、次の5点を守ってください。

1.必ず複数の事業者に投資資金を分散させましょう。
ボクは、マネオ(maneo)クラウドクレジット SBIソーシャルレンディングOwnersBook(オーナーズブック)、LCレンディングラッキーバンククラウドバンク の7社をメインに分散させています。

以下は、簡単にそれぞれの事業者のプロフィールです。

マネオ(maneo):業界最大手かつ最古参です。案件数も多く、サイトも見やすく安心感があります。はじめてやるなら、まずはマネオをお薦めします。貸し倒れはこれまでゼロです(遅延のケースが一件あります)。利回りの中心は、5~10%でしょうか。噂ですが、今後のIPOもささやかれています。

クラウドクレジット :伊藤忠がバックについているので信頼感があります。海外案件が中心で、しかも消費者金融や小口債権といった、他では組成できないユニークなものが多いです。利回り10%超えもあり、うまく利用したいところです。ドル建てやユーロ建て案件もありますから、通貨の分散としてもおもしろいです。

SBIソーシャルレンディング:ここもSBIグループということで信頼感あります。サービスも2011年からですから古いほうですね。ソーシャルレンディングとしての貸し倒れも今のところゼロ。サイトはちょっと使いづらいですかね。

OwnersBook(オーナーズブック):国内不動産案件が中心。金利は低めの5%以下が多いですが、都内中心で担保もしっかりついていて、かなり保守的な案件設定です。最近、マザーズへの上場を果たしたことも信頼がおける材料です。ただ、出てくる案件数は少な目でしょうか。

LCレンディング:国内不動産中心。親会社は、JASDAQ上場のLCホールディングですので一定の信頼感があります。親会社を利用した保証案件も多く、その場合、利回りが高めで魅力的です。ただ、地方案件が結構多い印象を受けます。

ラッキーバンク:国内不動産中心で、高利回りの案件が多いです。そのため、新規案件は秒殺で完売することも。ここも、これまで貸し倒れや遅延といったケースはゼロです。社長が若いので不安視する人もいるようです。

クラウドバンク :ここは、再生エネルギー案件(太陽光発電や風力発電等)が多く出るので、業種の分散化に役立ちます。また、運用期間が比較的短いものが多いのもいいですね。

2.投資案件も、必ず分散させましょう。
一つの案件に集中するのではなく、自分の予算に合わせてバラけさせてください。軍資金が100万あるのであれば、5案件に20万ずつ投資するのではなく、10案件に10万ずつ、さらには20案件に5万ずつ投資するのが理想です。どこまでの最小単位でやるかは、自分の予算とそれを管理する手間暇を考えて決めてください。ちなみに、ボクは、原則、1案件につき、5万か10万で投資しています。

3.投資する業種や市場も、なるべく分散させましょう。
ソーシャルレンディングは、基本、不動産関係が多いのですが、できれば再生エネルギー関係(太陽光発電等)やその他の業種にも多角的に分散させてください。それから、国内市場のみならず、クラウドクレジットのように海外に強い業者を使って、海外案件も含めていくといいと思います。

4.最初は、なるべく担保付の案件を選びましょう。
もちろん、担保無し案件のほうが、金利は高いです。しかし、世の中の道理で、そういった案件は、当然、リスクも高いわけです。ボクは、ソーシャルレンディングは、ミドルリターン・ミドルリスク投資と考えているので、そこまでリスクをとって高いリターンを取ろうとは思っていません。

5.なるべく運用期間が短期の案件を選びましょう。
マイルールですが、ボクの目安は1年としています。通常、期間が長いほど金利は高いです。ソーシャルレンディングの最大の欠点と言ってもいいのが、投資元本は、ほとんどのケース、満期一括返済になります(元本を途中で戻せない、利息の方は毎月分配が多い)。だから、ちょっとお金に必要になったからとか、不動産バブルがきそうだといって、資金を引き揚げようとしてもすぐにはできません。

以上になります。大事なお金を投じる以上、やるべきことをやって悔いを残したくないですよね。まずは、この5つは守って自己防衛しましょう。もちろん、投資に絶対はありませんので、最終判断は自己責任でお願いしますね。

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