先日アップした日経平均の積み立て投資の話(1989年のバブル時から毎月1万円積み立てたら、日経平均が半値の現在、投資額はいくらになったのか)の続きです。昨日の日経夕刊で、日興アセットマネジメントの投信営業企画部長がほぼ同じデータを使って、まさにそこがツボ!という点をうまく説明されていましたので引用します。
定時定額で投資すると、値段が高いときには少ししか買えず、値段が安いときにはたくさん買えるので、高値で始めてもプラスのリターンが得られる場合があるのです。

こう言うと、00年から12年くらいまでは評価損の状態だったではないかという指摘がありそうですが、ここがポイントなのです。この期間に我慢して(あるいは無視して)たくさん買っておけたから積み立て投資はより効果を発揮したのです。上がるのはたくさん買った後でいいのです。さがってもうれしい仕組みが積み立て投資これは定期預金の積み立てでは得られない効用です。

日経 9052017
出典: 日経夕刊 9/5/2017

こんな最悪の時期の積み立てでも最終的には十分な益が出るということをかみしめてください(投資元本325万に対し評価額442万、儲けは117万)。しかし、この果実をもらうためには、26年間も投資して、そのうち12年という損の時代を我慢する必要があります。この時間が耐えられるか。耐えられた人には、我慢料としてご褒美が待っているというわけです。

損が出ているときには、積み立て投資の以下の三つの特徴を理解し、衝動的に解約したり、積み立てを停止したりしないよう、自分の気持ちを押さえつけてください。

・積立て投資とは、たくさんの株数(口数)を安く仕込む投資である(だから相場が下がるのは大歓迎)。

・相場が下がれば下がるほど、そしてその期間が長ければ長いほど、次の上昇局面では加速度的に益が出る(冬が厳しく長いほど、春の桜は満開)。

・継続こそが大事、今年がダメなら来年を待つ、来年がダメなら再来年を待つ(鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス)。

以上です。皆さん、健康に気を付けて投資を続けてください!

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