資産運用においてバイブル的存在の本です。1985年の出版ですから、もう古典といってもいいですね。でも、運用哲学としては、今なおまったく色褪せてないと思います。簡単に内容をまとめてみます。

・株式市場というのは「敗者のゲーム」なのである。テニスに例えると、
・自らサーブ、スマッシュを決めポイントを取りにいくスタイルでは勝てない。
・むしろ、ミスを最小にする、つまり敗者的なスタイルでないと勝てない。
・だから、株式市場は「敗者のゲーム」と呼ぶことができる。
・その敗者のゲーム市場ではインデックスファンドに投資するのが一番効率的。

彼の主張の背景には、アクティブファンドですら、市場平均を上回る成績が出せないということがあります(80%のファンドマネジャーがベンチマークに負けている)。何度も同じようなことをブログに書いてきましたが、株の運用を職業でやっているプロのファンドマネジャーですら、市場に勝てないんですよ。サラリーマンとかやりながら、株式投資で勝ち続けるのがどれだけ難しいことかわかりますよね。

運用業界ではだれもが知っている本なので、英語の原著を本棚に飾っておくと、かっこいいかもしれません(笑)。