今はほとんど残高はないのですが、さわかみファンドは10年以上、毎月積み立てをやってきました。一時は残高が1000万を超え、益も350万ぐらい出させてもらった思い出のファンドです。記録を見ると2005年に積立てを始め、アベノミクスで日本株が上がった2015年あたりでかなりの部分を売っています。
アクティブファンドなのに、日経平均程度の結果しか出せていないという批判もあるようですが、ボクは、このファンドで積立ての威力を経験できたのでとても感謝しています。そして、何より、澤上氏の運用哲学が好きでした。創業時の彼の言葉から引用します。

皆さまの大切な財産を大きく育てるべく、長期運用の航海にご一緒いただくのが「さわかみファンド」丸です。日々の出来事に一喜一憂したり、目先の成績にこだわる方は、船の進行を妨げるだけでなく、他の乗客にも迷惑となります。世の中いろいろなことが起こりますが、一緒にBon Voyage! いい航海をいたしましょう。

当時これだけ、長期投資にこだわった運用会社はありませんでした。そして、リーマンショックのような荒れ相場では、「心配は無用、いずれ嵐は止み、青空のもと、さわかみ丸は、巡航速度に戻って大海原を堂々と航海します!」、こんなメッセージでいつも投資家を励ましてくれました。さわかみ教とも言われていたましたが、本当に運用に大切なのは、こういう投資哲学ですね。哲学がないと、損失に対する耐性なんかいつまでも醸成することができません。こういう精神的な支えが、細かな投資手法なんかより、もっと大切だと思っています。