投資において、われわれ普通の人の最大の強みは時間です。一方、ファンドマネジャーのように四半期毎の成績で評価される人たちは、その限られた時間内で勝負しなければなりません。数か月単位で繰り返しゲームをやっているかんじです。その点、われわれは気が楽です。人生という時間で勝負すればいいのですから。
だから、一番いけないのが、狼狽して売ってしまうことです。なあに、来年になればあがるさと、悠々と構えてください。なんなら、墓場まで持っていくぞと覚悟を決められるぐらい。ここで重要なのは2点。一つ目は、投資対象が長期間存続して成長していくものであること。二つ目は、一資産に投資する金額は、当面生活に必要ないレベルで、放置もこわくないと思えるだけの規模でやること。これがクリアできていれば、多少の暴風雨だってこわくありません。この世の終わりと思ったリーマンショックだって、古くはブラックマンデーだって、10年もたてば戻っているじゃないですか。その間、健康で楽しく過ごしましょう。なので、最後は「健康」でいることが究極の長期運用という話でした。